Invar
インバー
熱膨張係数が非常に低く
激しい温度変化にも耐える
インバーとは、鉄に64%のニッケルと36%ほどのマンガン、0.2%未満の炭素が含まれる合金です。
熱膨張係数は鉄のおよそ1/10で、金属材料の中でも熱膨張係数が非常に低い特性を持ちます。
さらに、スーパーインバー(FN315)の熱膨張係数は鉄の1/100となり、インバーよりさらに優れた特性を持ちます。
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熱膨張係数が
非常に低い金属素材 -
電気誘導性・はんだ特性・
弾性を持ち、溶接にも対応 -
同じ性質の素材より
比較的安価
インバーの特性
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電気伝導性・はんだ特性・
弾性を持つ同じ熱膨張係数が低い素材としてセラミック等がありますが、インバーは電気導電性(電気が流れやすい性質)、はんだ特性(ハンダ付けと呼ばれる技術の適正度)、弾性(物体に力を加えると変形し力を取り除くと元に戻る)などの優れた特性を持っています。
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溶接に対応しており、
加工の幅が広いインバーは溶接に対応しているため、溶かして接合することが可能。
接合するための余分な部品が不要なので、重量の削減やコストダウンにも繋がります。
さらに溶接による強度UP、方法によっては気密性・水密性を得ることができます。 -
同程度の金属よりも安価
インバーは、非常に低い熱膨張係数をはじめ、優れた電気伝導性、はんだ特性、弾性、溶接性などの特長を持つ金属素材です。
さらに、同様の特性を備えるタングステン、タンタル、イリジウムと比較してコストが抑えられるため、導入しやすい点も大きなメリットです。 -
超低温~超高温までの
温度差に耐えるインバーは、200℃の環境で平坦性を維持する必要があるスチールベルト(自動車、化学、医療などで使用)や、ー200℃の液体ガスを貯蔵・輸送できる器具などにも使用されています。
さらに、高温環境下の精密機器等にも使用され、人工衛星においては太陽光が当たる面と裏面に数百度の温度差があるため、インバー材を用いたカメラやセンサーフレームが採用されています。
インバーの主な使用用途
- 液体ガスの生産貯蔵庫や
輸送器具 - サーモスタット
- 人工衛星の光学測定器
- 時計の振り子
- 測定器、精密機器
- 半導体露光装置部分
- スチールベルト
- 医療機器、検査装置
- 航空機部品金型
インバーの加工実績
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スーパーインバー/産業用機械部品
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ノビナイト/産業用機械部品
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スーパーインバー/産業用機械部品
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インバー/スーパーインバー FN315/インバー材のプレート加工/平面度0.5μ
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インバー溶接
その他の取扱素材
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