Monell
モネル
海水に強い、ニッケルと銅の合金。
高耐食性と耐熱性を持つ
多用途素材。
モネルとは、主にニッケル(約63~70%)と銅(約20~30%)を主成分とするニッケル基合金の一種です。
これに鉄、マンガン、炭素、ケイ素などの微量元素が加えられています。
特に海水や塩水など、塩化物を含む環境下での耐食性に優れています。
代表的なものに、モネル400、Rモネル、Kモネル、Sモネル、Hモネルなどがあります。
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海水、塩水に対して
抜群の耐食性を発揮 -
高温(最大538℃)から
極低温(-200℃以下)でも
強度と靱性を維持します。 -
熱間および冷間加工が
可能であり、
機械加工や溶接も行いやすい。
モネルの特性
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高い機械的強度と耐久性
モネルは、主にニッケル(約63~70%)と銅(約20~30%)を主成分とするニッケル基合金の一種で、さらに鉄、マンガン、炭素、ケイ素などの微量元素が加えられています。
高温から極低温までの広い温度範囲で高い引張強度と降伏強度を維持します。
氷点下でも性能を発揮し、海洋環境での使用において優れた素材です。 -
海水や塩水環境において
優れた耐腐食性能を持つモネルは、急速に流れる海水や塩水に対して非常に高い耐腐食性を示します。
さらに、異なる深さの海水でも耐腐食性が維持され、腐食が発生しにくい特性を持っています。
長時間にわたる海水の曝露にも耐えることができ、海洋での使用に優れています。 -
優れた耐久性ゆえに
加工に精密な技術を要する切削加工は、加工硬化により非常に困難です。
耐摩耗性の高い工具の選定や正しい切削条件が必要となります。
一方熱間加工、冷間加工の両方が可能ですが、それぞれ異なる特性と注意点があります。
熱間加工では温度管理が重要であり、冷間加工では急速な硬化と工具の摩耗に注意が必要です。 -
密度が高いため
重量が重いモネルは比較的重い材料であり、軽量化が求められるアプリケーションには不向きです。
この特性は、特に航空宇宙や輸送業界での使用において制約となることがあります。
重量がある一方で、モネルは高い耐食性と強度を持つため、長寿命を期待できる点が評価されています。
このため、重量を許容できる環境では、モネルの使用が推奨されることがあります。
モネルの主な使用用途
- 船舶のプロペラ
- 海水淡水化
プラントの部品 - 腐食性薬品配管
- 醸造設備の部品
- ダイビング器材
- トローリングワイヤー
- 楽器の部品
- 眼鏡フレーム
- 高級時計の部品
モネルの加工実績
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モネルK500
その他の取扱素材
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