CFRP・金属・複合材加工の理想精密 >
CFRP >
CFRPの加工 高精度加工
CFRP 炭素繊維複合材加工E 高精度加工
機械部品などにこれから利用されるであろうCFRPには、精度の高い加工が要求される部分が今後増えていくと予想されます。 特にバリ・剥離を注意しないと精度はでませんし、刃物の摩耗が激しい為、同一の刃物で多くの加工をすることは現状では難しいです。 サンプルにある加工はスリットを加工しました。
0.3mmの厚みのCFRPボードに幅0.3mm、底面からの溝部高さ0.1mm、溝ピッチ0.994mmです。
そしてすべての公差が0〜0.02以内で加工しております。
3D非接触型レーザー測定器で測定しその公差にすべて入っている事を確認しました。
(左図)
そしてスリット数を増やしていくと刃物の摩耗とともに精度が悪くなっていきます。この加工では290mmの長さの溝を47本入れました。 使用した刃物は7本でした。これ以上は現時点では精度が落ちる為不可能です。 また今回は薄い板材の加工だった為、精度以外にも様々な点に注意しました。